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コロンバス旅行記18:アチアチ編

なんか部屋がクソ熱い。朝の外気温は4度くらいしかないはずなのに喉カラッカラになる。そういえばこの旅行記、回ごとに数字が半角だったり全角だったりバラバラでムカつくなぁ~。一つの文章の中で統一しろという規範だけがあるせいで書くたびにその時の気分で変わっている。「4度」はアラビア数字なのに「一つ」は漢字で表記するのはなぜか許容される感じなのもよく考えたらよくわかんないな~。なんでこんな文体になってるんだ。室温だよ問題は。どうやら隣の部屋の同居人が何らかの理由で暖房をガンガンつけているようで、前にも書いた通り隣室と俺の使っている部屋の間にはでかい穴が開いているから暖房がモリモリ入ってくる。そしておそらくだが俺の部屋の方が日当たりがいいせいで隣室よりも温度が上がってしまいサウナ状態になってしまう。クレームつけるよりも穴の前に遮蔽物を設置して窓を開ける方がずっと楽なので、外から4度の空気を取り入れていい感じにする。そもそも隣人はあまり部屋にいない。いないのに暖房をつけ続ける。なんかの卵でも孵化させようとしているのだろうか。

デイヴィス先生の家にディナーにお呼ばれする。旦那さんがでかいステーキを焼いてくれた。めちゃ美味い。ワインもいただいて楽しくなってしまう。息子さんに最新マインクラフト事情を教わる。なんかもう全然知らないゲームになっている。これってMOD入ってんの?と聞いたらバニラだよと言われたが、よくよく聞くとハイピクセルというNotchのとは別の会社が経営しているいろいろ機能を追加した別サーバーがあって、そのサーバーにおけるバニラという意味らしかった。俺からするとそれはもうバニラとは呼ばない気がするが、最初から別サーバーで遊んでいるなら感覚も変わってくるのかもしれない。このサーバーではいろんなゲームモードがあって、だいたいPvPのようだった。一人称視点の対戦アクションゲームといった趣で、建築しながら斬ったり撃ったりする様子はフォートナイトに似ている気がする(息子氏はぜんぜん違うよと言っていたが)。彼らにとってマインクラフトは建築したり洞窟に潜ったりするゲームではないのだ。高速建築や落下制御を練習するためのモードまであって、ちょっとだけやらせてもらう。高所から落下して着地寸前でバケツから水を出す練習を延々とやる。これはこれで面白いけど、やっぱり俺の知ってるマインクラフトとは違うな。彼の学校ではパンデミック以降マインクラフトのオンライン機能を使って建物作ったりする授業とかもやってるらしい。すげえ。

そういえばハロウィンで、パンプキンパイをいただいてから息子氏と一緒にカボチャを彫らせてもらう。子どもがカボチャを彫る用のツールセットみたいなのを貸してもらう。カボチャは思ったより柔らかくて簡単に彫れた。オーソドックスなジャックオーランタンの顔ができた。彫っている最中の様子をデイヴィス先生が写真に撮ってくれたが、俺は妙に真剣な顔をしていた。

先生に車で送ってもらい、帰ってきたらどうやら暖房の設定温度は下げられたようだった。物は試しにとサッポロ一番を軟水のミネラルウォーターで作ってみたら知っている味になった。サッポロ一番のくせに高くついてしまった。